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Last modified: Tue, 14 Oct 2008 22:49:42 +0900
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「小沢昭一の小沢昭一的こころ」のススメ


「小沢昭一の小沢昭一的こころ」とは、TBSラジオで毎週月曜日〜金曜日に放送されているラジオ番組です。
週ごとに「○○について考える」という題材を元に、小沢昭一さんが世の中の世相について毎日お喋りします。
自分が幼少の当時は、番組が夕方に放送されていて、日が傾いた夕暮れ時になると、 今と変わらぬ女性ナレーションの声で「小沢昭一の〜♪」と三味線交じりのBGMが流れていたのを今も懐かしく覚えています。
「男はつらいよ」にも似た、心が「ほっ」となごむ昔なつかしの下町の空気が感じられる番組です。
長寿番組であるものの、ラジオ番組でかつ毎日短時間での放送なので、まだまだ番組を知らない人が多いと思います。
少しでも番組の面白さを知って、もっと多くの人に聴いてもらいたいと思い、「小沢昭一的こころ」について簡単にまとめてみました。
是非聴いてみて下さい。きっとハマりますよ。


放送時間について


毎週月〜金曜日のお昼 12時20分からオンエア中ですが、TBSの番組ホームページでストリーミングデータが公開されていますので、24時間好きな時間に楽しめます。


小沢昭一さんについて


1929年 東京都出身、早稲田大学卒業。
俳優として映画や舞台で活躍されており、童謡を歌ったCDを発売されたり、「変哲」という俳号で川柳も詠まれるなど幅広いジャンルで活躍されています。
競馬と歌うことが大好きで、「小沢昭一的こころ」の番組でもよく歌っています。ちなみにカラオケは、自分のリズムではなく機械のペースに合わせて歌わないといけないから嫌いなんだとか。
下戸ですが居酒屋の料理は大好きで、永六輔さんや、野坂昭如さんと交友があり、戦争中の苦労話や俳句の会のお話でたまに登場します。


番組を繰り広げる登場人物たち


毎回ドタバタ劇を演じる名キャラクター達を簡単にまとめてみました。


  • 宮坂(みやさか)さん
    話の主人公、おなじみ「宮坂お父さん」です。
    サラリーマンの設定で登場する事が多いですが、自営業の設定では薬局の店主として登場します。


  • 宮坂さんの奥方
    言わずと知れた宮坂さんの奥さん「宮坂お母さん」です。
    サザエさんのオフネさんのように宮坂お父さんを立てるタイプとして登場しますが、宮坂お父さんを尻に敷く恐妻として登場する事もあります。


  • とおるくん
    宮坂お父さんの長男です。
    ちょっと天然な性格のキャラとして登場する事が多いです。


  • ななえちゃん
    宮坂お父さんの長女です。
    とおるくんの姉としてコギャルで登場したり、またときにはOLとして登場したり、話の内容で年齢が上下する事が多いです。
    個人的には、コギャルの口調を演じる小沢さんの「あたしぃ〜、○○じゃ〜ん」というしゃべり方がとても好きです。


  • 「スナックれい子」のれい子ママ
    スナックれい子を切り盛りするママで、後に出てくる自称詩人のヒモ亭主のダメっぷりにいつも手を焼かされています。


  • 自称詩人のヒモ亭主
    れい子ママの所へ転がり込んでいるヒモで、れい子ママの旦那さんとして登場します。
    「自称詩人」と称しつつ、定職に就かずにいつもいい加減な事を言っては、 れいこママからお金をもらってギャンブルばかりやっているダメ人間ですが、 そのダメっぷりさが憎めないキャラでもあります。
    このヒモ亭主のボケとれい子ママの鋭いツッコミのやりとりが面白いです。


  • 青木(あおき)くん
    宮坂さんのサラリーマンネタで、部下として登場します。


  • 高森(たかもり)さん
    宮坂さんのサラリーマンネタで、同期の友人として登場します。


  • さやかちゃん
    若い女性の設定で登場する事が多く、サラリーマンネタでは宮坂さんの部下や浮気相手として登場します。


  • 能天気プロデューサー
    小沢昭一的ココロの番組プロデューサーで、いつも「ボクは○○なんだな〜」と能天気っぷりなキャラとして登場しますが、実在するプロデューサーもそんな性格なのかはナゾです。


    面白かった話


    最近の放送された話の中から個人的に面白かったものを簡単にまとめてみました。
    大分過去の話もあるので、出来る限り覚えている範囲で書いてあります。
    表題は私が勝手につけています。


  • 宮坂ちびっこサッカーチーム(2000年10月24日放送)
    宮坂お父さんが監督をしているちびっ子サッカーチームのお話。
    サッカー経験の無い宮坂お父さんにはサッカーを教える指導力は無いものの、子供を褒めちぎることからチームは大人気。
    そんな褒め上手なもんだから子供たちは自分に才能があると思いこんでいます。
    ある日、宮坂ちびっ子サッカーチームが近所のチームと練習試合をする事になります。
    普段から宮坂お父さんに褒めちぎられている子供たちは「自分こそがレギュラー!」と思いこんでいますから、 宮坂お父さんはレギュラー編成に四苦八苦します。もう大変です。
    どうしてもレギュラーが決められない宮坂お父さんは、 ついに「レギュラーは当日のじゃんけんでいいや」と適当に決めてしまいますが、 その事が親たちの耳に知れ渡ってしまったものだから大変です。
    ある子の母親は「ウチのかずひろは、司令塔のミッドフィルだーじゃございませんの?」と試合前に電話をしてくるわ、 また別の父親は「じゃんけんは一種の平等枠じゃありませんか!」と噛み付いてくるわ、 最後には前日に緊急父母会が開催され、父母達から「普段から紅白戦をやらないからこういう事になるんだ!」と、 吊るし上げられ、宮坂お父さんは針のむしろ状態。
    最後は、絶えられなくなった宮坂お父さんが、「本日を以ってチームを解散する〜」と叫びながら 緊急父母会の会場逃げ去ってしまいます。


  • 篭城大作戦(2000年10月26日放送)
    宮坂お母さんが「捨てる技術」という本を読んで、 「家の整理のためはどんどん物を捨てる事が必要なんだ」と、物を捨てる事に目覚めてしまいます。
    最初は、宮坂お父さんが酒の肴に食べているたくあんを捨てる事から始まりますが、
    それがどんどんエスカレートして、仕舞いには宮坂お父さんの書斎に何十本もある大量の釣竿を捨ててしまおうと企てます。
    宮坂お父さんが「この竿一本一本にドラマがあるんだ、俺の記念品に手を出すな!」と反論するも、
    宮坂お母さんは「記念品なんてものは、あんたが死ねばタダのゴミでしょ」と言いきり、 宮坂お母さんも一向に引こうとしません。
    挙句の果てに宮坂お父さんは「俺はこの部屋に立てこもるぞ、篭城だ!」と宣戦布告して、 会社を休んで自分の聖域を守りきります。


  • ブラックバス事件(2000年10月27日放送)
    れい子ママが可愛がってるグッピーに起こった騒動。
    れい子ママに転がり込んでいる自称詩人のヒモ亭主が、毎日れい子ママからグッピーに餌をやれだの、水槽を掃除しろだの、と言われることに腹を立て、ある日その腹いせに水槽へブラックバスを放す事を思いつきます。
    腹を空かせたブラックバスは数匹をあっという間に食べてしまいます。最初は喜んでいたヒモ亭主も、さすがに罪悪感を感じ、ブラックバスをグッピーと別の水槽に離しますが、ちょうどその時、れい子ママが帰ってきたからもう大変!
    ブラックバスを急いで後ろ手に隠すも、極端に減っている中にしっぽがちぎれたグッピーをれい子ママが見けてしまいます。
    激昂したれい子ママは、ブラックバスをヒモ亭主の口に突っ込みながら「食べなさい!」と暴れるお話です。
    ブラックバスをグッピーの水槽に放したときにヒモ亭主が発する「いいぞ〜、ブラちゃん!もっと食え!」というセリフが妙に笑えます。


  • 脅威のフィガロシリーズ(2000年11月14日放送)
    新製品が出たことをきっかけにどんどん宮坂お母さんの化粧品がエスカレーションするお話です。
    普段は2000円の「フィガロ」という化粧品を愛用している宮坂お母さん。
    ある日、同じ化粧品メーカーから3000円の「ニュー・フィガロ」という新製品が発売されます。
    「俺の小遣いは増やしてくれないのに…」と文句を言う宮坂お父さん、しかしそこまではまだ良かった。
    続いて、一気に5000円に値上げした「ニュー・フィガロ・パーフェクト」を発売し、宮坂お母さんはこれも買ってしまいます。
    新製品が売れると分かったメーカーはどんどん製品をエスカレーションさせていきます。
    「ニュー・フィガロ・スーパー・パーフェクト(7,000円)」が発売されると、 宮坂お母さんは「パーフェクトがスーパーなんだからすごいのよ」と、わけの分からない理由でこれも買ってしまいます。
    するともう止まりません、「ニュー・フィガロ・モイスチャーライジング・スーパー・パーフェクト(8,000円)」、 「ニュー・フィガロ・モイスチャーライジング・スーパー・パーフェクト・EX(9,000円)」と、どんどん発売していき、 最後には、「フィガロ(2,000円)」の5倍もする「ニュー・フィガロ・モイスチャーライジング・スーパー・パーフェクト・EX・センシティブ(10,000円)」という、 さすがの小沢さんも「もう何が何だかわかりませんな」とアドリブが出てしまうくらいのレベルにまでネーミングが長くなります。
    宮坂お母さんから「あんただって女房が綺麗な方がいいでしょ?」と言われるも、 「おまえの化粧は無駄な事じゃないのか?」と言いたい気持ちをぐっとガマンする宮坂お父さんの哀愁がなんとも言えません。


  • 赤ちゃん死にました?(2000年12月22日放送)
    スナックれい子のれい子ママは秋田県出身なのですが、秋田の実家の両親から「早く子供を作って、孫の顔を見せろ」とせがまれ、 昨年の正月に近所の赤ちゃんを抱いた写真を使って「可愛い赤ちゃんが生まれました」というウソの年賀状を送ってしまったことから 来年の年賀状に頭を悩ませます。
    頼りにならない自称詩人のヒモ亭主に相談するも、「『今年は赤ちゃんが死にました』と書くか」といい加減な事を言うばかり。
    れい子ママに命令されるがままに近所の公園に行き、赤ちゃんと遊んでいるお母さん達に写真撮影のお願いをしても、 革ジャンにベレー帽という、見るからに怪しい自称詩人のヒモ亭主の姿に気味悪がられ、誰も協力してくれません。
    結局最後は、宮坂さんに泣きつき、宮坂さんの親戚の泣きじゃくる赤ちゃんを無理やり抱いて難を逃れます。


  • かーわいー(2000年12月26日放送)


  • 今日は鬼門なんだ(2001年1月3日放送)